2014-01-01から1年間の記事一覧

冬コミで売り子します

既にあちこちでPRが出ていますが、12月30日冬コミの最終日にサークル『占い館みーしゃと椎羅』で売り子をします。扱っているのは、 オリジナルの紫微斗数塔羅牌(36枚セット)+解説本(予価2500円) 紫微斗数入門書「みーしゃと椎羅の『カンタン』紫微斗数…

恒例の年の切り替わりのロードマップ

冬至も過ぎたので、恒例化しつつある年の切り替わりのロードマップを。時刻は全て日本標準時。 冬至 2014/12/22 08:03 日本国元日 2015/01/01 立春(定気) 2015/02/04 12:58 立春(恒気) 2015/02/05 23:46 太陰太陽暦正月朔 2015/02/19 08:47 春分(定気)…

『月建』と『月将』

月の指標2つ 星座の日周運動この『はてな日記』へのアクセスのリファラを眺めていたら『「月将」と「月建」の意味が掴めなくて、私キーっとなって』しまう方がいらっしゃったので、今更ながらに『月建』と『月将』について説明してみることにする。占星術的…

忘れてた

来る11月23日に非常に面白そうなトーク・イベントが開かれる。当然、私は申し込み済み。 うらない君と魔女さん

紫微斗数の研究の方向性とか

10月の半ばに風邪をひいて、それ以来メンタル面で不調が続いている。色々不義理を重ねていて、はてな日記を書いている場合でもないのだけど、心を使う作業に入るには少々気力が足りない状態なので、これを書いているのもリハビリの一貫ではある。この所、少…

書く気力がない

結局、10月はなんも書かんかった。

命と卜の守備範囲

以前、『命占と卜占』というエントリで、 最近は純粋な命占や卜占はないのではないかと考えている。 と書いたが、こんなtweetを見ると命占と卜占の守備範囲について考えてしまう。 運命を変えようとする以上、変わった後の運命は解らなくなるはず。占いで運…

もしかしてだけど〜もしかしてだけど〜

それぇって、オイラのステマなんじゃないの〜 どぶろっく / もしかしてだけど(short ver.) 2chの複数のスレに『惑星時間』のエントリの前半をコピペして、私がバカだと主張する文章がポストされた。もっとも件の複数のスレッドから、この『はてな日記』に…

聖天宮

埼玉県坂戸市にある『聖天宮』は割と好きな場所で、数ヶ月に1回くらいの頻度で車で行って御参りしてくる。前回はFortunoidのヒット祈願と家内安全その他の御願いをしてきた。聖天宮は道観*1なので、三清様*2を御祭りしている。聖天宮には案内の人が居て、御…

惑星時間

“Planetary Hour”(惑星時間)というのは、古典的な7惑星それぞれが支配する時間帯が決まっているというものである。ある惑星が支配する時間帯にはその惑星の象意に従った行動をとると上手く行きやすいとされており、西洋占星術では数少ない開運法の一つであ…

40年以上前の13星座本

秘法・ロシア占星術ルシアン・Q・フクイ著の『秘法・ロシア占星術』という本がある。出版されたのが1968年なので、もう46年前の話だ。この本は『ロシア占星術』をうたっているのだが、不思議なことに1年を小雪を起点として13分割している。もっとも○○座では…

twitterで毒吐いた

泰山を名乗る御仁が、風水と奇門遁甲の区別がついてないことを自白するtweet。ゲンナリ / “Twitter / taizan15: 西村由紀江先生は面白いですよ。最近、風水術までやられているそ ...” http://t.co/c4JfO4plGl— 北斗柄@生涯六壬者、多分 (@hokutohei) 2014, 5…

天使と悪魔のカタログブック

ヴィジュアル版天使と悪魔の事典学研から『ヴィジュアル版−天使と悪魔の事典』が刊行されるそうだ。以前、『面白くて綺麗な本というエントリ』でとりあげた『魔法世界の元ネタ図鑑』と同系統の本で、この本もフルカラーの印刷になっている。前回と違って今回…

追記:とはいっても

目に見えるものが巒頭というなら、水法の来水去水も巒頭と言い張るのか? と反問されれば、さすがにそれは理気です、というだろうけど、欠け張りは『形』についてのものであり、その象を取るのに八卦や九星を使うとしても、欠けは凶、張りは吉とするのが一般…

私にとっては奇妙なコメント

2013年6月10日にあげた『相変わらず『巒頭』と『理気』についての理解が怪しい人』のエントリにコメントがついたけれども、私に取っては奇妙なものだった。 家相における欠けは、欠けの方位に当たる気が建物として得られないために出る結果を言っているもの…

ある日の『まさみ』との会話

占いボットの『まさみは、今のところこれくらいのことができます。 : hideさん、こんにちは。: まさみです。: 私については御存じですか?(y/n): 知ってる: 私のことを御存じなのですね。: ありがとうございます。: ごめんなさい。私、お名前憶えられなくて…

雁屋哲作品における両親の希薄さ

死んだ母と兄弟のような父 雁屋哲というと今は『美味しんぼ』なんだけど、私に一番馴染みのあった時代の雁屋哲というと、昔々に書いたように『男組』『野望の王国』『黒の鍵』といった暴力抜きでは語れないような作品が多くを占めていた。私はこういった作品…

西洋占星術のイレギュラーな部分

入れ替わってないですか? 中国占術にどっぷり浸かっていると、西洋占星術*1にイレギュラーな感じを受けることがある。なかでも一番イレギュラーな感じがするのが、“Triplicity”で、“Water”の属性を持つのが♋♏♓であり“Air”の属性を持つのが♎♒♊だというところ…

まさみ

占いbotの『まさみ』を少し改造した。新たなユーザがチャットにログインしたときに、自分から声をかけるようにした。それと誕生日とかを入力したときに、データ形式の間違いがあったときにループしてしまうバグがやっととれた。『まさみ』は、占いをする上で…

周期律表と八卦とユニコード文字で遊んでみる

元素の周期律表は遷移元素を除けば8の周期がある。そこで8つの族小成八卦の対応を考えて遊んでみた。希ガスは貴ガスでもあり☰(乾)が相応しいだろう。アルカリ金属はその反応性の激しさから☳(震)だろう。アルカリ土類は価電子が2つありアルカリ金属に次い…

マルセイユデッキの解説書

マルセイユデッキの解説書が以前から欲しかった。デッキに付属のフランス語かなんかの解説書しかなくて困っていたのだが、『mamanmiyukiタロットの世界』という解説書がAmazonから入手可能になった。個々の数札の説明はないのだが、これを読むとずいぶんとマ…

占いbot

現在、『まさみ』と名付けた占いbotの開発を行っている。構想は既に10年以上前からあったのだけれども、色々考えている内にどんどん時間が経ってしまった。まだ対話能力はなく、ハーフサムで恋愛の相性を占うために必要となる最低限の機能しか備えていないが…

天プラは、じゃなくて

『占いは人間の五感のすべてを駆使するきわめて高等な技術だ』*1と言ってみる。占いでは『象徴』が算出され、その『象徴』と『現実』を対応させることで、象徴が語っている事柄を読みとって行く。その対応付けの作業では、実は五感の全てを使って記憶を呼び…

またも私の言い分が通ったらしい

奇門遁甲-Wikipediaで『標準的な奇門遁甲』について編集合戦が起こった時に張り付けた、 {{告知|議論|標準的な奇門遁甲について、ノートでの合意形成に協力下さい。}} のテンプレートがWikipediaの管理者によって除去された。除去の理由は、 (議論停止・終了…

アイデアと表現

アイデアというものは同時多発的に多数の人間に似たようなアイデアが降りて来ることがあるので、法的にはアイデア自体が保護されることはあまりない。法的に保護されるのは、アイデアの実現方法であり、アイデアの表現だ。例の盗作事件でも私は一貫して『椎…

認識紫微斗數的第一本書

認識紫微斗數的第一本書 2007年に出版された『認識紫微斗數的第一本書』という紫微斗数の入門書がある。この本の特徴的なところは付録に紫微斗数タロットがついていたところだ。実は村野大衡先生は2008年にはこの書籍を購入されていて、付録の紫微斗数タロッ…

騰蛇と勾陳そして玄武

先月、川崎市で取り調べ中の強盗強姦事件の被疑者が逃亡するという事件があった。何時頃、再逮捕されるか?ということで六壬の課式を出してみた。 ■■■日禄午日徳寅申酉空亡■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■官鬼己卯青龍■■■■■月将丑己卯日丑刻■■■■■■■自信格…

春節に薄い本を売りに行く

斗柄舎の内部資料として一部は公開していたものを含めて、幾つか薄い本にして鴨書店で販売して頂けることになった。まずは以下の2冊から始めた。 斗柄舎資料集① 時刻についての概説天体の日周運動に基づく時刻についての解説 暦についての概説太陰太陽暦と遁…

そろそろ一言、言っておくか

安倍晴明「占事略决」詳解未だに拙著の『安倍晴明「占事略决」詳解』が、小坂眞二先生の「安倍晴明撰『占事略決』と陰陽道」をリライトしたものだとか*1読みもしないで、書き散らす連中がいるけれども、拙著は小坂眞二先生にも献本させて頂いており、先生か…

阿部泰山て、やっぱり偉い人だっと思う

昔々、透派十三世の張さんは泰山の六壬を評して『体系的でなくて習得できない』とか言っていたけれども、今、泰山の六壬関係の著作を読むと、私が長い回り道をしてやっと身に付けた型が泰山の著作に書いてあったりする。やっぱり泰山て偉い人だったと思う。…