春節に薄い本を売りに行く

斗柄舎の内部資料として一部は公開していたものを含めて、幾つか薄い本にして鴨書店で販売して頂けることになった。まずは以下の2冊から始めた。

  • 斗柄舎資料集①
    • 時刻についての概説
      天体の日周運動に基づく時刻についての解説
    • 暦についての概説
      太陰太陽暦と遁甲暦について、二十四節気との関わりを中心に解説したもので、数年前に田宮先生が講義で使用されたこともある。
    • 紫微における飛星と方位への応用
    • 六壬雑格
      占事略决には出ていないが重要なものを中心に
  • 一般方位論
    • 方位の5つの概念
      これを知らないで奇門遁甲と気学の違いをあれこれしても意味が無いだろう。
    • 移動の方位について
    • 移動における特殊な状況

少部数から始めたが注文があれば増刷することになっている。一般方位論は販売価格¥10,000と強気な値付けを行ったが、占い本の目利きの鴨書店様に御理解頂けて何よりだった。初回ということで全数引き取って頂くことができた。