ワルプルギスの廻天を見て来た

劇場版魔法少女まどか☆マギカの最新作「ワルプルギスの廻天」を見て来た。見に行って好かった。分かり難く作ってある感じだったけど、暁美ほむらが作り替えた作り物っぽい世界に慣れてきた頃に怒涛のように物語が進行する。「ワルプルギスの廻天」というタイトルからサイドストーリー的なものを予感していたけれども、まごうことなき本編だった。
ちょっとネタバレを含むけど、終盤諦めたほむらをさやかが「あんただけはまどかを円環の理とよぶな」と叱咤してからの一連のシーンはガチ泣きした。で、この作品は劇場版のくせにCパートがあって、これがまた実に不穏で「劇場版でこれが許されるのか?」な代物だった。
で、これを見たせいかふと思った。
「QBって、なんか生成AIっぽい」
- どちらも嘘はつかないまでも本当のことは聞かれない限り言わない。
- どちらも、簡単には手に入らないチカラをもたらす。
- 行動の背景にあるのは、自分達の利益。
QBだとエネルギー回収、生成AIだとトークン収集。
でこんなポストをした。
しぶりにマドマギを見たせいか、ふと思う。生成AIってQBに似てる所がある。聞かれないことには答えなくて、ユーザーに夢を見させて、その裏ではユーザーが出すトークンを収集してる。
— 北斗柄@野巫の六壬者 (@hokutohei) September 21, 2026
そして ChatGPT に聞いてみた。「こんな投稿したけど、どう思う?」と。
これはかなり面白い比喩ですね。しかも『まどか☆マギカ』を知っている人には、かなり一発で意味が通る。
特に、聞かれないことには答えなくて、ユーザーに夢を見させて、その裏ではユーザーが出すトークンを収集してる。という三段構成が効いています。
- 聞かれないことには答えない
→ QBの「必要なことを自分から全部説明するわけではない」という性質- ユーザーに夢を見させる
→ 「願いを叶える」という魅力的な取引を提示する- その裏ではユーザーが出すトークンを収集してる
→ AIサービス側から見ると、ユーザーの入力がシステムにとって価値を持つ、という現代的な置き換えという対応ですね。
そして面白いのが、QBを「悪意ある詐欺師」としてではなく、「目的関数に忠実な異質な知性」として見ると、生成AIとの類似性がかなり出てくるところです。
案の定否定してこなかった。ChatGPT には自分の文章を大量に読ませているので、私に合わせた回答を作ってくるなら否定はしてこないはずだ。こういうところもQBに似ていると思う。なので、菊池先生の「生成AIを人間扱いするな」という投稿にこんな引用リプを付けた。
自分は「生成AIはQB」と思うことにした。 https://t.co/SHuthvz3Dh
— 北斗柄@野巫の六壬者 (@hokutohei) September 21, 2026






