2015-01-01から1年間の記事一覧

新年へのマイルストーン

冬至が過ぎてゆっくりと年が切り替わって行く。この切り替わりは春分に完了するのだろう。 冬至 2015/12/22 13:48 日本国元日 2016/01/01 冬至後の朔 2016/01/10 10:31 立春(定気) 2016/02/04 18:46 立春(恒気) 2016/02/06 05:32 正月朔 2016/02/08 23:3…

年筮

年筮会 魔女☆Maisonさんの所で開かれた年筮会も無事終了した。今年の冬至の日は壬申で、私は十干の方が十二支よりも影響が強いと感じていることもあり、自分の年筮は一旬抜けた今日甲戌の平坦に立てた。大石真行さんが『来年はどんな年にしましょうか?』と…

神代文字

神代文字入門ちょっと前に久しぶりに神保町まで行った。その時に書泉グランデで、原田実著の『神代文字入門』を見つけたので購入した。著者の原田さんとはちょっとした知り合いで、神代文字については懐疑的、つまり神代文字が神代に日本で使用されていた文…

薄い本出します。

占術夜話平成二十七年冬季号奇門遁甲房中術今年の冬コミも当りました。2015年12月30日・水曜日 東地区 "ポ" ブロック 52a「占い館みーしゃと椎羅」です。私が関係している薄い本も2冊出ます。一つは『占い夜話平成二十七年冬季号』で、六壬の占例が私のを含…

再度告知

明日11月22日と12月27日に魔女☆Maisonさんで周易の入門編の講義をします。11月22日の前半は考古学による最新の成果を踏まえて、周易の伝説と実態の話を脱線を繰り返しながら話をする予定です。後半はいきなりですが射覆(せきふ)をやります。12月27日は、卦…

出遅れて今更ながら

『うらない君とうれない君』でやってる大石さんの占い通り今月も不調が続いている。私のtwitterへの投稿頻度と体調はだいたい正の相関がある。で、NIFTY以来の術友である椎羅さんが『紫微斗数実占ハンドブック』を上梓した。椎羅さん御本人や畏友大石真行さ…

告知

11月22日と12月27日に魔女☆Maisonさんで周易の入門編の講義をします。11月22日の前半は考古学による最新の成果を踏まえて、周易の伝説と実態の話を脱線を繰り返しながら話をする予定です。後半はいきなりですが射覆(せきふ)をやります。12月27日は、卦の意…

今月は書かなかったな

『うらない君とうれない君』でやってる大石さんの占い通り今月は不調だった。何度も風邪をひいて鼻の奥が出血して熱が続いてる。派遣の仕事でも下手うった。11月も不調らしいので用心しよう。

歳くったよね

頼まれ仕事のプログラム*1のチェックをしていて気がついた。来年2016年は2月3日に土星回帰、8月23日に木星回帰がやってくる節目の年だった。占星術的な還暦の年だ。 *1:ちょっと押し売り気味だったかもwww

まぁあれだ

これまで占星術におけるハウス分割の解説動画を幾つか作ってきて思うのは、占星術ってのは計算精度で決まるようなものでもないんじゃないか?ってことだ。暴論だけど。高緯度帯と中緯度帯の境界で発生するASCの極端な挙動を見ても、現在主流のクォドラント型…

Placidusのハウス分割

以前、YouTubeにアップした『天球図とCampanusのハウス分割』では、ハウス分割を理解するための基礎としての天球図の説明を行った。そしてそれに基づいて空間的にハウス分割を行う方法として典型的な“Campanus”のハウス分割について解説を行った。 天球図とC…

黄道十二宮とルーラ

これまでに何度か、黄道十二宮とルーラーの対応関係や、それが元となってできたであろう十二支の支合について書いて来た*1が、それを動画にして見た。 黄道十二宮とルーラー *1:これとか、これ。

西洋占星術の動画

結月ゆかりさんが家に来てくれたので、以前作った動画に効果音とナレーションを付けた動画を作成した。ハウス分割とはどのようなものかを、前提となる天球図についての知識とともに解説している。 天球図とCampanusのハウス分割 声が小さくて申し訳ないです…

羅式紫微斗数作盤プログラム販売開始

以前の動画を見て、下の値段を考慮して購入を検討して欲しい。 紫微斗数と暦の問題(仮称)紫微斗数 by Excel の御紹介羅式紫微斗数の紹介とインストール方法羅式紫微斗数作盤プログラム使用方法 羅式紫微斗数作盤プログラム For Professional Use(32bit版…

(仮称)紫微斗数 by Excel

以前のエントリで、紫微斗数に関わる暦の問題について解説した動画をYouTubeにアップした話をした。 紫微斗数と暦の問題そして、我が斗柄舎が提供するソリューションがこれだ。 (仮称)紫微斗数 by Excel の御紹介

二十四節気

二十四節気の名前は、占いに関わる者なら暗記していて当然だと思うけど、そうもいかないこともあるみたいだ。で、暗記するための方法を提案してみたい。二十四節気ということで24あるから、いきなり順に記憶して行くのはちょっと大変だと思う。記憶術的なや…

紫微斗数の作盤プログラムを作っている

紫微斗数は、太陰太陽暦絡みで様々な問題を抱えている。 この問題は、中国の人にとっては大した問題でもないだろうが、中国の外で紫微斗数を使う人間にとっては大きな問題だ。この暦の問題への取り組みは中国の外で紫微斗数を使う人間に課せられた問題だと考…

奇門遁甲の使い方

太白陰經には奇門遁甲の用法についての記述に以下がある。 若欲見貴人、求財舉事、出自奇門、合生門吉。若力勝舉百事、出自奇門、合開門吉。若欲求陰私舉百事、出自奇門、合休門吉。 三吉門の使い方についての記述でもあるのだが、三吉門に合する前に必ず『…

『運命』が有るとか無いとか

『運命』が有るとか無いとかについて、この『はてな日記』では、 それは公理であり、有るとしても無いとしても何も問題ない。 と主張してきた*1。さて、幾何学において、ユークリッド幾何学、リーマン幾何学、ボヤイ・ロバチェフスキー幾何学のどれもが、お…

納音で出現する五行のサイクル

唐突に納音の話題が出てきたどこぞのブログと違って、この『はてな日記』では納音について色々と考え続けているわけだ。納音の計算では、太玄数を使って計算するにしても、五性の魂の数を出す方法で計算するにしても、火土木金水というサイクルが出現する。…

韓非子十過

ここまで音律について書いてきたように、調和する音は宇宙の調和と対応しているわけで、そういうこともあってか、儒学の祖である孔子は音楽を重要視してきた。そして儒家は徳治主義の立場を取るわけだが、それでは苛烈な戦国時代*1を生き残ることは出来ず、…

童限

童限法と“Primary Progressions” 紫微斗数で大限の第一運が始まるまでは童限を使うことになっている。 虚歳1歳は命宮 虚歳2歳は財帛宮 虚歳3歳は疾厄宮 虚歳4歳は夫妻宮 虚歳5歳は福徳宮 虚歳6歳は官禄宮 虚歳7歳は田宅宮 虚歳8歳は父母宮 虚歳9歳は兄弟宮 …

易経

『易経』と一口に言うが、これは『経』と『伝』の総称だ。『経』の部分の原初の姿は卦画と爻辞しかなかった。卦辞と卦名ができたのは少し新しいというのはこれまで書いて来た通りだ。経は上経と下経に別れている。さて『伝』の部分だが、これは古来から『十…

五行と音

西洋であればピタゴラス音階をサインに当てはめて、ダイアトニックな7つの音をカルディアン・オーダーに従って古典的な七惑星と対応付けることになるだろう。基準となる音をCとして、C=土星、D=木星、E=火星、F=太陽、G=金星、A=水星、B=月、という具合だ。…

ネガとポジ

今日は朝から断水ということで明け方に洗濯して惰眠をむさぼっていたのだけど、昼前に起きてメールのチェックをしていたらid:chochonmageさんからのIDコールがあった。『真実を探すブログ』というサイトに『【朗報】運命は自分で決められることが科学的に判…

ASCの挙動

数学とか物理とかやっていると、極端な状況での事象の理解から、通常の事象の理解が深まることが時々ある。また新しい発見とその理解から、それまでの理論が新しい理論の極限状況として組み込まれるといった過程を経るのは通例といって善いだろう。 ASCの挙…

やっぱり気になる

方位から感じるイレギュラー 中国系の占術にどっぷり遣っていると、西洋占星術にイレギュラーを感じるということを以前のエントリに書いたことがある。このエントリでは“Triplicity”で、“Water”の属性を持つのが♋♏♓であり“Air”の属性を持つのが♎♒♊ということ…

ふと思い立って

少し身の回りを片づけて室内の巒頭を綺麗にしようかと考えた。で、一番捨てにくいものからということで、古い御札を返しに行くことにした。10年以上前の川崎大師の御札が二つもあったりする。川崎大師は電車で行った方が楽ちんなので、思い立った次の日に返…

もうちょっと調べましょうよ

昨日、twitterのタイムラインにこんなのが流れてきた。 占事略决の信憑性ですが、学研の陰陽道の本に平安時代の陰陽師安倍晴明が間違って記したことが記されています。「木剋土」を「木鬼土」と記していて、信憑性に疑問点。 pic.twitter.com/8xVvnsyoVG— 安…

天干地支とは言うけれど

干支は十干の次に十二支を書く習慣となっているため、縦書きにすると十干が上に来る。そのため天干地支と言われている。しかし十二支は、1年がほぼ12朔望月となっているところから作られた結果12となっている。つまり12の方が天の数であって、人間の指の数で…