活盤方式の奇門遁甲の作盤

活盤奇門遁甲精義で丁寧に作盤法が解説されているにも関わらず、作盤が難しいという話を聞くことがある。そこで全ての局、全ての時干支に対して作盤を行ってみた。以前作成した作盤プログラムとperlが頑張ってくれたので作盤は楽だった。斗柄舎の書庫から@payで購入することができる。PDFで1.9MBほどあり、そのまま印刷するとA4で181182頁になる。日干から時干支を出す表も付けておいたので遁甲暦と一緒に使えば逐一作盤する必要は無くなる。本当はもっと便利なツールも作ってはいるのだが、とても一般向けではない。

しかし60時1局だと盤の数が少ないとのたまう御仁は掛け算すら満足にできないのだろうか。以前の日記に書いたように、1つの宮に3の節気が配当され、節気には三元あって、結果として1つの宮に配当された期間には9つの局が全て出現する。60時1局なので9つの局全てにおいて60の時干支が必ず組み合わされる。従って陰遁陽遁全体で1,080の盤が出来上がる。これが理解できない人がいることが私には理解できない。

それともそういう人は御宗家のように嘘と知りつつデマを撒き散らしているのだろうか。

2006/02/06 付記
ついでなので圓寂坊さんを見習って、有料文書にサンプルを付けてみた。