干支本命的殺

干支を飛泊させる

『陰陽方位便覧』の本命的殺は現行の本命的殺とは異なっていて、その時の干支を飛泊させて行って自分の生年干支が回座する所を本命的殺としている。『陰陽方位便覧』の方が園田気学よりも古いので、歴史的にはこちらの方が正しい本命的殺だ。ただ園田気学が九星術のデファクトスタンダードとなっているので、干支による本命的殺を干支本命的殺とよぶことにしている。

『陰陽方位便覧』では本命に2つあるとしている。生年の九星と干支の2つだ。この干支を飛泊させるというのは園田気学では採用されてないが、おそらくは今の干支九星の源流なんだろうと考えている。

で問題になるのが干支を飛泊させることの面倒さだ。九星は 9 しかないけど干支は 60 ある。

ただここに便法がある。干支を数に直して 9 の剰余を使うという方法だ。例えば本日 2026-03-22*1の日の干支は乙未で甲子から数えて 32 番目の干支になる。これから 9 の剰余を計算すると 5 になる。この 5 の出し方は単数化で非常に簡単に計算できる。『数秘術の根っこの部分』のエントリで書いたように 9 の剰余計算と単数化は原理的に同じ計算になる。

そして私の本命干支は丁酉なので甲子から数えて 34 番目の干支で、その 9 の剰余は 7 になる。そこで図のように中宮に今日の干支から出た 5 をおいて飛泊させて行くと、兌に 7 が来る。これが今日の本命干支的殺だ。

実際、中宮に乙未を置いて干支を飛泊させて行くと、乾に丙申、兌に本命干支の丁酉が来る。飛泊は 9 のサイクルなので、この 9 の剰余を使うことができる。

*1:奇しくも私の誕生日だ。