片雲の風に誘はれて、漂白の思ひやまず

昨年から行動範囲が広がった

昨年くらいから実家にいるときによく遠出をするようになったし遠出をしたいし遠出が楽しいと思うようになった。
昨年は己亥年だった。私の紫微斗数の命盤は巳宮が官禄宮で天馬がある。太歳の亥が巳を冲して天馬が刺激されたということなのだろう。ただ今年になっても続いている理由はよく判らない。

天馬



大限


乙巳官禄 丙午奴僕 丁未遷移 戊申疾厄




甲辰田宅 己酉財帛



小限
癸卯福徳 庚戌子女





太歳


壬寅父母 癸丑命宮 壬子兄弟 辛亥夫妻

紫微斗数で旅行を司る宮は2つある。遷移宮と兄弟宮だ。兄弟宮を含めているのは、キリスト教占星術の3室の解説に以下があるからだ。

The Third House.
Hath signification of brethren, sisters, cousins or kindred, neighbours, small journeys, or inland-journeys, oft removing from one place to another, epistles, letters, rumours, messengers:
(大意)
3室は同業者、姉妹、従兄弟または親類関係、隣人、小さい旅、または内陸旅、1つの場所から別の場所への移動、書簡、手紙、噂、メッセンジャーを象意に持ちます。

原文はデボラ・ホールディングさんの所から御借りした。
つまり小旅行や国内旅行などは3室の象意に含まれている。3室は紫微斗数では兄弟宮だ。

で、大限から見た兄弟宮は午宮だし遷移宮は丑宮、小限から見ると兄弟宮は酉宮だし遷移宮は辰宮で、天馬のある巳宮から外れている。
ただ巳宮は官禄宮であり、西洋占星術のMCをハウスカスプとする10室に対応している。MCは自己実現の方向性をしめしているので、一度スイッチが入るとそのままになるのかもしれない。そしてこの「漂泊の思い」はやはり天馬が関係してるという感覚がある。ならば天馬のある乙巳宮から飛星させた禄権科の3星の宮の方角は吉といえるかも知れない。

もっとも普通の紫微斗数なら、動盤遷移宮や兄弟宮から飛星させるだろうとは思う。

今の所、行っておきたい場所で関東から中部にかけては、富士ヶ嶺公園と分水嶺公園がある。

富士ヶ嶺公園はオウム真理教サティアン跡だ。自分が少し早く生まれていた御蔭で松本智津夫に引っ掛からなくて済んだ、それだけでも自分は運が好かったという思いがずっとある。そしてその運の好さを、単に運が良かっただけに過ぎないことを、確認しておきたい。そうずっと思っている。

私のようなタイプは、松本智津夫に引っ掛かって人生を棒に振る可能性は多分にあった。で、そうなっていたら焼却炉とかレーザー兵器開発にでも係わって、いらんことを言ってポアされて、自分が改良した焼却炉で灰になっていたことだろう*1

分水嶺公園は、単純に山中の川が二股に分かれて、一方は太平洋側、他方は日本海側に流れるというのが面白そう、というだけだけど。

*1:多分、コイツの改良版→特開平05-322145 流動床焼却炉