では私ならどうみる

他人様の間違いを指摘するだけではなんなので、東京近辺で東関東大震災の発生時刻から出した六壬天地盤と四課三伝をイベントチャートに読んでみることにする。前日のエントリの通り、地震のあった時刻はすでに申刻となっている。以下は既に起こった震災の、被害を知った上での後理屈になっていることに留意して読んで欲しい。











































































































 




































四課三伝全てが土支で稼穡*1格となった。これは地面や大地で何か起こる象とみて良いだろう。干上神は日財とはいえ、日干乙の木行の墓であって凶、しかも季節に死である。そしてそれがそのまま発用にたっている。つまり大地で起こる凶事、第一感は地震だろう。また三伝の天将で唯一吉である太陰が乗じているのは戌なのだが、戌は空亡して力がない。つまり助けるものが四課三伝にないということだ。

そして天地盤において災厄をしめす疾厄宮には玄武が乗じた徴明亥が臨んでいる。これは明らかに水害を表している。津波液状化現象をしめしているのだろう。また隠れた災禍をしめす辰宮に陰火である騰蛇が来ているのは、地震に関連して発生した原発メルトダウンをしめしていると読めなくもないだろう。

以上、正しく東京で作成した天地盤や課式の方がラディカルだというのが私の印象だ。なお天盤戌の下の未は8なので8×5=40、復興には最低でも40ヶ月はかかるということだろう。

*1:稼穡の表記を『稼稷』と間違えていたので訂正した。