天梁星

流離うものらしい

片雲の風に誘はれて、漂白の思ひやまず』のエントリをあげたのが 2020 年のことで、今でも機会を見つけては遠出している。あのエントリを上げた時は漂泊の思いが止まない理由を自分の命盤から読み取ることができなかった。

ところが、10日の中原派紫微斗数の講義*1で疑問はあっさりと解消された。私の命宮は天梁星独主なのだけど天梁星には漂泊する性質があるということだった。徳川家康のように巳や亥の天梁星は特に流離うそうだ。

私の今の大限宮は七運なので命宮の対宮である遷移宮がそれだ。当然、対宮の影響を受けるので命宮にある天梁星の漂泊する性質が出てくるのだった。

大限宮が遷移宮に移ったのが 62 歳の年なので、今から 4 年前ということになる。あのエントリで、

昨年くらいから実家にいるときによく遠出をするようになったし遠出をしたいし遠出が楽しいと思うようになった。

と書いた。この『昨年』は上記の通り大限宮が移った年だ。よく出てる。

天梁星はやっかいな星で、流離っては事件に巻き込まれて、やむにやまれず悪いヤツを切って解決して行くらしい。
なんか黒沢映画に出てくる用心棒の桑畑三十郎とか椿三十郎*2みたいだけど、私は三船敏郎じゃないからな。

*1:講師は陳俊龍先生。

*2:もうすぐ四十郎。