人を呼び寄せるチカラ

配偶者と私の違い

配偶者と御付き合いを始めて感じたのが、同年なのにしっかりした法令線があって「あ~オレと違って大人なんだな」ということと、私の場合は他人を訪ねて行くことが多いのに、配偶者の方は訪ねて来る人が多いということだった。まぁ私に人徳が無いということなんだけど。で、この人徳の有無が占いにどのように現れているのか?に興味を持った。都合が良いことに様々なレクティファイの結果、紫微斗数で見た場合は私と配偶者では逆盤になっていた。結果、

  • ハウスの十二宮への十四主星の配置が同じ
  • ハウスの十二宮への十四主星の廟旺利陥も太陽・太陰を除けば同じ

になる。ここから推測できるのは、

人を呼び寄せるチカラは十四主星とは別の要素で決まる。

ということになる。そこで主な副星だけの盤を作ってみた。

左輔
火星
陀羅
天馬
文曲
禄存


擎羊



文昌



官禄宮 奴僕宮 遷移宮 疾厄宮




右弼
天鉞


田宅宮 財帛宮








福徳宮 子女宮




地劫



鈴星



天魁



父母宮 命 宮 兄弟宮 夫妻宮
配偶者
陀羅
天馬


文昌
禄存


火星
擎羊
天空

文曲



夫妻宮 兄弟宮 命 宮 父母宮




天鉞



子女宮 福徳宮
地劫







財帛宮 田宅宮
鈴星



左輔
右弼






天魁



疾厄宮 遷移宮 奴僕宮 官禄宮

こうして見ると一番違いがありそうに感じるのは遷移宮だと思う。私の遷移宮には擎羊があり配偶者のには左輔、右弼と入っている。
まぁ遷移宮は西洋占星術の9室に対応していて、“Christian Astrology”での解説は以下*1なので、

By this House we give judgment of Voyages or long journies beyond Seas of Religiousmen, or Clergy of any kinde, whether Bishops or inferiour Ministers; Dreams, Visions, forraign Countries, of Books, Learning, Church Livings, or Benef ices, Advowsions; of the kindred of ones Wife, & sic e contrario.

自分が行く方なんじゃないのか、という反論はあると思うけど、来る者が抱く第一印象という解釈は成立の余地があると思う。

ということで、私には無い人徳が配偶者にはあるのだった。

*1:原文はDeborah Houldingさんのところから拝借した。