煞と罡

この2文字を最初に見たのは

私が煞と罡の2文字を最初に見たのは水滸伝の『天罡地煞』だったと記憶している。日本ではあまり馴染みのない文字だ。

煞に関して言うと、既に泰山全集の頃から煞は殺と書かれるようになっている。ただ中国では煞が依然として使用されている。私が風水を習った陳俊龍先生が、『形煞』や『六煞』と煞で通していたので間違いないと思う。

罡は剛と同義で、五行大義では罡の代りに剛が使用されているし、占事略决では剛の代りに罡が使用されている。筆で書くときには剛よりも罡の方が筆の消耗が少なかったのかもしれない。現代中国でも剛の代りに罡を使用しているのじゃなかったかな。

魁罡日 - 北斗柄の占いについて思うこと

煞が地煞以外の漢熟語でも使われることをごく最近知ったけど、罡も天罡以外でも使われるのか…と主題とは関係のないぶくま。

2022/07/06 08:52
b.hatena.ne.jp
ということです。id:wattoさん。