2007-01-01から1年間の記事一覧

中緯度帯

ほとんどの占術は北半球の中緯度帯で生まれて発展してきた。占術にとって緯度の違いがどのような意味を持っているのかについて最近よく考える。図は夏至における地球と日光の関係を模式的にしめしたものだ。夏至なので、日光は北回帰線を真上から照らす。そ…

用神は占星術にもある

2月10日に古典占星術の講習会があったので参加してきた。最大の発見は西洋占星術にも用神の概念があったこと。ディグニティ(品位)を計算して最大値を取るものが、いってみれば用神の天体になる。四柱推命の用神は、扶抑、調候、病薬を勘案して出すが、この…

謎は既に我輩の舌の上だ

以前、サインがしめす方位というタイトルのエントリを書いたが、何故か予想と違ってサインのエレメントが指す方位で南北が入れ替わっていた。それで、 もっとも残念なことに、巨蟹宮、天蝎宮、双魚宮は午−戌−寅の火局、磨羯宮、金牛宮、処女宮は子−辰−申の水…

下元八運に入って3年経ったが

つらつら考えてみると、日本での革命は非正規な勢力が正規な勢力を打倒することで行われてきたわけだ。平安時代から鎌倉時代への移行においては、平安貴族から見れば人外の存在だった武士の勢力が貴族を圧倒して、政治の担い手となって行く。幕末では藩レベ…

最も機械化された風水師

久々に震さんの「震の堪輿研究室」が更新されていたが、非常に興味深いコンテンツが追加されていた。一つは、『もうひとつの八宅派技法「小遊年変卦法」』で、八宅派風水の中の二十四山を使う技法を紹介している。中国では「大○○」と名付けられた技法がある…

遁甲命理による奇門暦の検証

ひょんなことから韓国の人と奇門遁甲についてメールでのやり取りをすることになった。それでその方からその御礼にと周時才師の奇門命理の資料を頂いた。正真正銘の内部資料*1というやつで、元々はガリ刷りか手書き本だったものをコピーして簡単な表紙をつけ…

せっかくなので怪文書

記念にとっておくことにした。この怪文書はいくつかのスレにコピペされているが、オリジナルがウプされていたのは既にDat落ちしたこのスレだった。 黒門の寄生虫松岡秀達 http://hobby9.2ch.net/test/read.cgi/uranai/1134753352/ で、怪文書の本文が以下。…

ネタなんだろうか

■水旺木相金休土囚火死■日禄巳日徳巳寅卯空亡■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■妻財己酉朱雀■■■■■月将丑丙午日亥刻■■■■■■■全局格従革■重審課■■■■■■■■■■■■■■■■子孫癸丑太陰■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■兄弟乙巳天空■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■父母■玄武■子孫■…

謹賀新年

年が明けてしまった。儀礼上「おめでとうございます。」とは言ってるけど、そんなにめでたい年明けではない*1。なんでかというと、多くのことが積み残したままになっているからだ。10月以降は本当にメタメタなまま年末を迎えて、そのまま年が明けてしまった…