玄天上帝、妙見菩薩、鎮宅霊符神

二十八宿

中国の二十八宿は7つの宿をまとめて四神と対応付けられている。東方七宿青龍、南方七宿朱雀、西方七宿白虎、北方七宿玄武だ。
道教の神である玄天上帝(真武大帝)は、剣である北斗七星を振るう北辰を神格化した神だ。北辰なので北方玄武と関りがある。淘宝で販売されている玄天上帝(真武大帝)の像はこんな感じだ。

玄天上帝の像の特徴は、

  • ザンバラ髪(髷を結ってない)
  • 裸足
  • 七星剣をもつ
  • 玄武とセットのことが多い

となっている。

Wikipediaから拝借した妙見菩薩も、

  • ザンバラ髪(髷を結ってない)
  • 剣をもつ
  • 玄武の代りに龍頭の亀蛇に乗る

と、仏教の尊格として取り込まれる前の玄天上帝の像の特徴をよく残している。

鎮宅霊符神もまた、

  • ザンバラ髪(髷を結ってない)
  • 剣をもつ
  • 玄武に乗る

の姿で描かれることがあり、妙見菩薩、鎮宅霊符神は玄天上帝からの派生と考えてよいだろう。