高知に行ってきた

天道先生に人相を見てもらった

実家暮らしが長いこともあり、天道先生が高知に戻ってらっしゃる間に人相を見てもらおうと思って高知まで行ってきた。
両親共に90越えなので少し心配しているのだけど、この1、2年は大丈夫そうでホッとした。私も還暦越えて隠者面になってきているそうで、隠居仕事に本を書きなさいと勧められた。先生も私も頭が薄くなったのが誤魔化しきれなくて私は丸刈り、先生は剃髪で、御互い歳取りましたねという感じだった。人相に危険な兆候はなかったようで何よりだった。

高知行

高知への行きは高速ではくて国道33号線を使った。松山方面から高知に向かう時の最初の難所が三坂峠の手前の通称『三坂の三段カーブ』で、高知に行くときには上り坂なのでまだ運転しやすいけれども、高知から松山に向かう時は急な下り坂でキツいカーブが連続する。

高速道路ができるまで国道33号線は高速ができる前は松山と高知をつなぐ大動脈で、高知-松山の移動で一番手頃だったのは33号線を走る国鉄バスだった。この路線を走ってた国鉄バスの運転手は手練れが多かったようで、国鉄バスが三坂の三段カーブを下りながらチンタラ走ってる伊予鉄バスを追い越して行くのを見たことがある。高速ができてから33号線の通行量は減ったけれども、それ以前の通行量が多かった時代は、下りのカーブを曲がり損ねて落っこちる車が年に何台かは出ていたと思う。

なんでわざわざ国道33号線を走ったかというと、四国山中の奇景、御三戸*1の軍艦岩を見たかったからだ。
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正しくは『御三戸嶽』だけど、鋭角の岩を軍艦の舳先に見立てて軍艦岩とよばれている。向かって左側から面河川が流れてきて軍艦岩の横原にぶつかって手前に向かって流れてきて久万川と合流して、向かって右側奥へと流れて行く。この流れは途中で仁淀川と名前を変える。今日も軍艦岩はカッコ好かった。


えひめ空中散歩 御三戸嶽・愛媛新聞

*1:“みみど”と読む。→御三戸-Wikipedia