冬至なので年筮立てた
「来年、何をなすべきか」で年筮を立てた。得たのは震五爻。
震、亨。震來虩虩、笑言唖唖。震驚百里。不喪匕鬯。
六五、震往來厲。億无喪有事。
同じ八卦が重なっているので、繰り返しの意味がある。来年は虚名で良いから名前を売ることを心がけることにするつもりだ。
『震驚百里』なので、国内だけではなくて海外も視野にいれた方が良いのだろう。
『虩』は“ゲキ”の音があるようだけれども『笑言唖唖』との兼ね合いからすると、ここでは虎が声符で“フー”なんじゃないだろうか*1。
得た五爻は、卦を特徴付ける爻ではないので、爻辞よりも爻位に着目するべきなんだろうと思う。五爻、つまり易神は「やれよ」と言っているのだろう。
*1:これについては玄珠さんから以下の指摘があった。「本筋に関係ない議論ですが、「唖」字、上古音は「アク」と入声、つまり韻尾に子音がある［鐸部］の文字で「虩」（ギャク）と同韻部です。」
