御彼岸の収穫

収穫1:本命方位

今年の御彼岸は、かなり長期間実家にいたわけだけど、いくつか収穫があった。最初のものは移動方位についてだ。移動距離は40kmを越えているので月盤で見ることになる。巳年卯月なので一白中宮となり九星盤はこんな感じだ。

実家の方位を等角航路で正しく計算すると十二支方位では坤方になる。坤宮には私の本命星である七赤が回座しており、通常は本命殺として忌むことが多い。これに異を唱えられたのが高島正龍公で、宮が星を生じるか宮が星を剋す状態は吉であるとされ、本命星であれば更に吉とされ、これを本命方と呼んだ。

実は今回の帰省では、私には困難なミッションが与えられていて、帰省の道中に様々なシミュレーションを行ったのだが、そんなものは関係なくスルスルと話が進んでミッションは達成された。

確かに坤宮では土生金と宮が星を生じている。これをもって本命方*1の存在が確認されたとはいわないけれども、特に健康を害したわけでもないので本命殺を殊更に忌む必要性は薄まったと思う。

収穫2:重要な人に会えた

帰省したときには、徳島の御師さんに会うようにしていて、今回も会ってきた。人間の認識など仏教の知識を交えながら楽しく話をすることができ、様々な収穫があった*2

もう一つ、新進気鋭の陰陽研究家の木下さんにお会いすることができた。実家から広島へは、しまなみ海道を使えば2時間くらいで行く事ができる。陰陽道研究の現状について詳しく聞かせてもらうことができた。

*1:方位の吉凶については、私は六壬者として高島正龍公とは別の考えを持っている。

*2:対ナイフ術における扇子の有効性とかwwww