旺相休囚死

なんか断易をしばらく習っている人が、五行の旺相休囚死を知らないという衝撃的な事態に出くわしたので、ちょっとだけ解説しておく。

春夏秋冬と土用から季節の五行が決まるわけだけど、

  • 季節の五行と同じ五行が『旺』
  • 季節の五行から生じられる五行が『相』
  • 季節の五行を生じる五行が『休』
  • 季節の五行を剋す五行が『囚』
  • 季節の五行から剋される五行が『死』

となる。旺は古くは王とも書かれて、その五行が最上の地位にあることをしめしている。相は多分相続の相で、王から生まれた皇太子の地位をしめしているのだろう。休は通常は前の季節の五行なので、一休みの意味なのだろう。略决では老と書かれている。囚は王に反逆するものなので、囚人のポジション。そして王から剋されるものは死んでいるわけだ。王と相の五行は強く、休囚死は弱い。当然、旺が最強で、死が最弱になる。