とりあえず名前を付けた

前回の日記に出した、紫微斗数で使用する太陰太陽暦の日付に代わる指標に名前を付けてみた。割と大げさな名称とは思うが、全地球月相指標(Global Moon Phase Index: GMPI)と呼ぶことにする。定義は、

\Large GMPI = int(\frac{Moon - Sun}{12}) + 1

とする。1を加えてあるのは、これまでの太陰太陽暦と対応させるためである。GMPIにはローカルな時刻が含まれていないので、世界時が同じであれば地球上のどの地点においても同じ値となる。ローカルな日の境界を一切無視して、1朔望月を朔から次の朔までの期間とし、各朔望月と二十四節気の関係から各朔望月に「何月」に相当する指標を割り付けることも可能である。この「何月」に対応する指標も全地球で同じ値になる。この指標は、全地球月序指標(Global Month Order Index: GMOI)とでも呼ぶことにしようか。

GMPIやGMOIを使用すれば、太陰太陽暦の強い地域性の問題からは逃れることができるが、それでも、何月の指標としてGMOIと節月のどちらを採用するかという問題はまだ残っている。ここしばらくの間に2人程紫微斗数で占ったのだが、2人とも節月の方が適合性が高いという結果になった。ところが一方、知人の村野大衡先生から提供して頂いたデータに、GMOIの方が適合性が高いということになった。

現在のところ、節気とGMOIの切り替わりで早い方が適合性が高いという感触があるが、感触でしかない。