十干十二支は何に乗っかっているのだろう?

仮定の話だけど、perceptronを使って十干とか十二支が実在しているとした方が良さそうだという結論が得られたとして、その結論は、

  • 意識上ではその日、その月、その年の干支は計算しないと出てこない人間においても、干支が正しく計算されていることになる。
  • 十干十二支の特性が、正しく認識されていて、特に十二支の相互作用が正しく認識されていることになる。

を意味していることになる。

つまり、

  • 干支を無意識で計算する機構
  • 干支の相互作用を計算する機構

の2つが人間に備わっていることになる。この機構は世代を経ても継承されているはずだが、ではDNAにこの機構の設計図が刻み込まれているのだろうか?「利己的な遺伝子」で有名なリチャード・ドーキンスは1976年に、ミーム意伝子)という概念を提唱した。文化の伝達や模倣の単位が存在するとして、その単位をミーム意伝子)と呼ぶ。干支の世代を越えた伝達の機構としては、生物学的にDNAに記録されているとするよりは、ミームが実在するならミームの方が相応しいと、今のところは考えている。