四隅は60°か45°か
東西南北を30度、その他を60度で方位を区切る手法が危険な事をまざまざと感じました。去年、ある方から授かった移転の法の確度も益々あがりました。これはもっと検証して行きたいです。
— 大海水 (@taikaisui2017) 2019年2月27日
まあ当然反論があった。
奇門遁甲はわかりませんので、そこについては何とも言えませんが、気学方位においては月破は無視できないという見解です。
— 榎本惺心/(ESS占術アカデミー) (@seishinenomoto) 2019年2月27日
『破*1』を考慮するなら、十二支方位が必要で、そうであれば四隅は必然的に60°になるということだと私は理解している。
しかしながら二十四山に基づく四隅を45°とする方法と、十二支方位が同居できないかというと、実はそうでもない。二十四山の十二支は、その両側にも影響を及ぼすという考え方がある。つまり四正の場合に例えば卯の方位とすると、その両側の甲と乙も卯の影響を受けるとして甲-卯-乙を一まとめにして45°を震方とする。また四隅の場合に寅を例にとると、艮-寅-甲に寅の影響が及ぶとするわけだ。十干方位と四隅八卦方位は影響が重なってしまうけれども、そこを受け入れれば二十四山方位と十二支方位は同居できる。
昔、大石真行さんから教わった。もっとも私の理解が正しくなくて変なことを言っているかもしれないが。
*1:これが十二建除、いわゆる十二直の『破』に由来することに気付いている人はどれくらいいるのだろう。