方位の区分

四隅は60°か45°か

昨日、大海水さんがこんなtweetしてた。

まあ当然反論があった。

『破*1』を考慮するなら、十二支方位が必要で、そうであれば四隅は必然的に60°になるということだと私は理解している。

しかしながら二十四山に基づく四隅を45°とする方法と、十二支方位が同居できないかというと、実はそうでもない。二十四山の十二支は、その両側にも影響を及ぼすという考え方がある。つまり四正の場合に例えば卯の方位とすると、その両側の甲と乙も卯の影響を受けるとして甲-卯-乙を一まとめにして45°を震方とする。また四隅の場合に寅を例にとると、艮-寅-甲に寅の影響が及ぶとするわけだ。十干方位と四隅八卦方位は影響が重なってしまうけれども、そこを受け入れれば二十四山方位と十二支方位は同居できる。

昔、大石真行さんから教わった。もっとも私の理解が正しくなくて変なことを言っているかもしれないが。

*1:これが十二建除、いわゆる十二直の『破』に由来することに気付いている人はどれくらいいるのだろう。