「72局(六十時一換)を中心に持って来る派は、「標準」などではなく「公教偽伝」と断定して差し支えありません。」ですか、そうですか。

なんでも奇門遁甲の局数が4,320局ないのは全て偽伝なんだそうです。そして六十時一換を採用する人間は4,320局あることを証明しないと偽伝と認めたことになるんだそうです。あ、そうですか。

奇門遁甲の局数は、洛書の魔方陣にしたがって周囲の八宮に3つの節気を配当して、節気毎に三元あるので、8×3×3=72の局があって、それが60の干支全てと組み合わさるから72×60=4,320あるんじゃないですか。こんな自明なことが見えないんですか、そうですか。

「72局(六十時一換)を中心に持って来る派は、「標準」などではなく「公教偽伝」と断定して差し支えありません。」と主張するんであれば、煙波釣叟賦は「五日都来換一元」と言ってる以上は一元一局なわけで、古典とはいえ偽伝と断定しているような文献の読み下しに毛が生えたような代物を必読文献にしているような御自身から態度を改めるべきじゃないんですか。