奇門遁甲の局数

まぁ菅原光雲御宗家と思しき人*1とまたまたノート:奇門遁甲 - Wikipediaでやりあっているわけだけれども、この「はてな日記」でも書いてるように、奇門遁甲の局数というのは18局だろうと72局だろうと1080局だろうと4320局だろうと全て同じことを言っていて、最終的な遁甲盤の総数は1080になる。

18というのは陰遁9局陽遁9局の合計だし、それに60干支が組み合わさると18×60=1080という数が出てくる。72というのは、八卦三気三元の8×3×3=72ということだし、それに60干支が組み合わさると72×60=4320という数になる。ただそれだけのことだ。

ところが立向盤坐山盤の2盤があるという考えに凝り固まっている御宗家と思しき人は、72局は坐山盤で1080局は立向盤だという主張を壊れたレコードの様に繰り返してくる。それなら10時1局の立向盤が透派系統の書籍以外から出てくることをしめしてくれとと言うと「なんで透派の資料を除外するのだ。」とくるわけだ。

10時1局の立向盤の存在を主張しているのは、今のところ当の透派遁甲しかないわけで、それが標準的な奇門遁甲なのかどうかの判断に透派の資料が使えるはずがないのは御宗家と思しき人にも判っているはずなのだが。

参考

まぁ武田考玄の奇門遁甲や、内藤公の遁甲挨星が透派遁甲の強い影響下にあることが共通認識となって、透派遁甲の異端性が問題になるようになっただけでも進歩したというべきか。

*1:リモホが全て*.s04.a011.ap.plala.or.jpなので、十中八九は御宗家で確定だろう。