来年の世相を占ってみた

年筮のついで

年筮立てたついでに来年の世相を占うことにした。今日は冬至を含む日なので月将をどうするか微妙な所がある。もう大吉(丑)でいいかとも思ったけど、甲寅日で子丑が空亡ということに気が付いた。こういう大きなことを占うのに月将支が空亡というのは何か違う気がしたわけだ。占ってみようと思った時は冬至前だったので月将を功曹(寅)とした。

五重日*1なので、政府も民衆も同じことを欲していると考えられる。日干寄宮も日支も寅になる。寅宮はホロスコープ占星術の2室に対応するので経済問題が来年の中心的な課題と予想できる。ただ発用に立った干上神が夾剋を受けているので、経済政策が正しくないということなのだろう。

まあ市中の金の絶対量が足りてないのに、来年度予算案が本年度よりも減っているという時点で、もう答え合わせは終わったも同然だろう。
財務省は市中の金を増やすべく国債出さないといけない所を、金を絞って「アレを取るかコレを取るか決めろ」という形で国民を分断し続けている。

そして経済の次に問題になるのが二課四課の戌宮だろう。戌宮は6室(奴僕宮)であり、雇用環境や健康問題に対応している。ここに勝光が臨んでいるというのは明るい兆しだろうけど、日干を洩らしているので手放しでは喜べそうもない。天后が乗じているので、女性の給料の方が上がり易いかもしれない。

あんまりよろしくない課式ではあるけど、末伝に徳禄を兼ねた功曹(寅)が臨んでいるので、年末は少し明るいかもしれない。

ということで、寅年生まれの男女、辰年生まれの男性、戌年生まれの女性は、お金絡みで間違った決定をし易いので、来年は注意して下さい。さらに太陽宮が白羊宮の人は要注意です。

*1:通例では八専日というけれども、本来の八専日と区別するために『占事略决』で使用されていた五重日を使っている。