冬至なので年筮を立てた

来年はヤバいみたいだ

本日2023年12月22日12時27分に冬至ということで「来年何をなすべきか」を問うべく年筮を立てた。

得たのは履三爻、実に剣呑な卦だ。今年は新型コロナとインフルエンザに罹患、義弟の変死と凶事が多かったけれども、『陰陽方位便覧』に出会うなど実りも多かった。

昨年の年筮は中孚三爻で立てた時はピンと来なかったけれども、中孚は艮宮の游魂卦で怪異でもある。これが義弟の変死などを告げていたのかも知れない。今年得た履は中孚から四爻が変じた形なので、なんらかの形で今年から来年に向けて継続するものがあるのだろう。このまま進むと三爻も陽となって全陽の乾となる。ならば再来年は飛躍の年ということなのかも知れない。

さて、履卦の辞はこうだ*1

履虎尾不咥人。亨。
初九 素履。往无咎。
九二 履道坦坦。幽人貞吉。
六三 眇能視跛能履。履虎尾咥人凶。武人爲于大君。
九四 履虎尾愬愬終吉。
九五 夬履。貞厲。
上九 視履考祥。其旋元吉。

得た三爻には象伝が付いている。

眇能視不足以有明也。跛能履不足以與行也。
咥人之凶位不當也。武人爲于大君志剛也

基本的には、ビビッてちゃんと見もせず足元が覚束ないようでは虎の尾を履んで食い殺される、ビビらずに進めば成功もできよう、ということだろう。尊爻である五爻は「履を欠くは()うに(わろ)し」と解することができる。ということは虎のシッボを履まないわけにはいかないようだ。剣呑だけどビビらずちゃんと見て進むことにする。三爻なので5月6月が勝負だろう。

*1:例によって『雨粟莊』さんの『周易上經』から辞を御借りした。