佐藤壮朗さん

六壬周易の達者

※今日のエントリは最後まで読んだ方が善いよ。

佐藤壮朗さんは時々このブログで名前が出てくる人だけど、ニフティのFFORTUNEからの付き合いなのでパソコン通信で知り合ってから20年以上になる。拙著の『安倍晴明「占事略决」詳解』を書く時にもずいぶん助けてもらった。佐藤さんの見識の深さを知ってもらうには『隈本健一の占い夜話』の動画を見てもらうのが善いだろうか。


第040回『隈本健一の占い夜話』佐藤壮朗先生①
第041回『隈本健一の占い夜話』佐藤壮朗先生②
第042回『隈本健一の占い夜話』佐藤壮朗先生③

佐藤さんは日本での金口訣六壬研究の草分けで、『万馬券数霊異端術*1』や『金口訣六壬占数法』といった金口訣六壬についての著作がある。

佐藤さんが周易でいう『占的の転移』について深い関心を持っていることは動画でも判ると思う。そしてまた『金口訣六壬占数法』で、「貴神*2の並び方が十二支の順番でない以上、貴神に遁干を振るのは変だ(大意)。*3」と書くような、自分の信じる原理に従うラディカルな人でもある。

で、先日のエントリで大雑把な金口訣六壬の紹介をしたところ、以下のようなコメントをmixiでもらった。

例の本*4、誤記・誤植がかなり気になるので改訂版をそろそろ出そうかなとも思っているのですが …
それと、希望者がもし一定数いるようならあの内容を解説する単発の学習会でも開いてみるとか。

魔女☆MaisonさんとかFortunaMoonさんでやってもらえると善いのだが、5人以上集まるようなら、ルノアールの会議室でも借りてやってみようか。欲深いあなた、ひょっとしたらナンバーズを当てられるようになるかもしれないよ。前払い2時間1万円とかでどうですか?佐藤さんは極度の面倒くさがりなので、こんなチャンスは他にはないかもよ。

*1:アマゾンのマーケットプレイスでもの凄い値がついていた。

*2:十二天将

*3:そして、それでは象が足りないとか言う人間に対しては「重建があるじゃないか」と言う。

*4:『金口訣六壬占数法』のこと。この本は金口訣六壬でナンバーズにトライし、占った結果を統計で検証した上で書かれていている。