連山易の竹簡が出土

易の伝説では、周易以前に帰蔵易と連山易があったとされる。帰蔵については、1993年に湖北省紅陵県荊州鎮郢北村王家台15号秦墓から出土した竹簡資料の記述が、輯佚書に見える帰蔵の佚文と一致していた。このことから帰蔵易の存在の可能性が高く、前掲資料は『帰蔵』とよばれている。

今回も秦墓から出土した竹簡にみえる卦画を調査していた所、連山の文字があったことから、連山易の実在が現実味を帯びてきたとされる。