ふと思い立って

少し身の回りを片づけて室内の巒頭を綺麗にしようかと考えた。で、一番捨てにくいものからということで、古い御札を返しに行くことにした。10年以上前の川崎大師の御札が二つもあったりする。川崎大師は電車で行った方が楽ちんなので、思い立った次の日に返しに行った。少々問題なのが、これも2008年だから5年以上前に端峯寺で授けて頂いた御札で、端峯寺は栃木県古峯原にあるので自宅からは100キロくらい離れているし、公共交通機関からは不便な場所にある。それで車で行くことにした。端峯寺の御札が何故うちにあるかと言うと、以前、鎗田先生達と端峯寺で瀧に打たれたことがあって、その時に授けて頂いたからだ。

で、片道100キロドライブするなら方位取りの実験も兼ねてみるかと考えた。大石真行さんからもらった幾つかのヒントから、卯月なら何とか使えそうな感じだったので、坎宮と回座する星を見た。

まず、坎宮子の方位なので歳破も月破もない。四緑月なので坎宮には九紫が回座する。宮から星を剋す、言ってみれば財の方位ということになる。財の方位は吉なので使うことができる。九紫は私の本命を火剋金と剋すので、普通の気学なら凶となるのだろうが、まあ財の方位なので使うことができる。宮から星、星から本命と剋で回っている。剋なので少々ハードだが、私の凶を捨てる作用を持っているのだろう。九紫なので文書のやり取りといった形で現れそうだ。

というのが、今のところの私の勝手な見解で、正しい保証は全くない。まあ恙なく往復できたので、凶方位ではなかったようだ。東北自動車道は桜の花びらが舞っていた。桜の季節は東北自動車道も結構、華やかなものだということが判ったドライブでもあった。帰り道で羽生PAで江戸情緒にひたってきた。