世相も暗いので法螺話でも

方位については色々考えてきた

この、はてなブログでも遡ればはてなダイアリーの頃から方位については色々考えてきた。で、現段階での理解に基づけば、

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  1. 東京からUSAのニューヨークの方向に身体を向けたら、その向きは十二支方位で丑になる。
  2. しかし東京からUSAのニューヨークに実際に移動したら、大圏航路では子午線との交差角が変化していくので、その方位効果を積み重ねると、結局は等角航路で移動したのと変わらない。東回りで移動すると十二支方位では卯になる。

ということになる。1での方位を今は仮に『臨む方位』とよんでいる*1。この臨む方位と移動の方位が地球規模の移動では分離してしまうわけだ。

この分離について極端な例として「地球の真反対に臨む時には臨む方位が決まらなくなる*2けれども、移動すれば航路に応じた等角航路の方位が決まる。」をあげることができるだろう。

閑話休題。さらにやっかいなことに臨む方位はともかく、移動の方位は赤道を越えると変化してしまうという話があるし、オーストラリアはやっぱり南だよという話もある。私はこの現象を説明するちょっと大胆な仮説を持っている。紫白九星の性質をベースにしているので、同じ仮説に至った人だっているだろうと思う。

ここまでは、地球の重力圏という結界内部の話だけど、地球を飛び出して太陽系内での方位を考えてみる。幸いなことに太陽系の惑星の公転面は似たような範囲に収まっているので*3、最大公約数的な平面を想定することで方位を考えることができる。紫白九星の性質から、太陽の方向を離に置くことができる。これで南北が決まる。東西は公転方向を東に取れば良いだろう。移動の方位は南北との交差角を積分して計算することができる*4

ということで惑星間航行での移動の方位は決まった。もっとも年単位での移動になるので、年より長い時間単位の紫白九星が必要になるだろう。皇極経世書に基づけば世*5くらいが適当だろうか。

惑星間航行の次は恒星間航行だけど、これもまた銀河面があって銀河の中心があるし、銀河の回転方向もあるので、太陽系と同じように方位を考えることができる。恒星間航行では運の単位*6の時間が必要になるだろう。

この先の銀河間航行については、ちょっと想像の範囲を越えているので、皆目見当もつかない。

*1:立向でも良いかもしれない。

*2:真下だから坎宮に臨むのだろう、という突っ込みがあるだろうけれども、ここでは置いておく。

*3:冥王星天文学では惑星じゃないからね。

*4:この考えで行くと、地球を脱出しない限り、太陽系内の方位は発生しない。

*5:30年

*6:360年