神職からみた水取り

発端は、どこぞの御宗家が、

お水取りは本来、神社の神事の一種であり、方位・方位術とは無縁の行事である。

とか書いていた事なんだけど、神職の方にとっては噴飯物の発言だったようだ。水取りなんて神事とは無関係な上に、水取りに来る人達の中には非常識な人がままあって、神社としては迷惑しているということだった。

神社にとって一番迷惑なのは、朝の5時とか、夜の10時とかに水取りに来る人がいるということだそうだ。神社は神さんとの出会いの場であって、水にしか用が無いなら神社に来て欲しくは無いというのが、神職が非常識な水取りに抱く思いのようだ。神社は開運亡者の水取り暴走族向けのコンビニではないのだよ*1

一命、二運、三風水、四積陰徳、五唸書なわけで、神職に迷惑かけて水取りしても効果は薄いと思うよ*2

*1:水取りだけでなく、土取りにも変な人はいるらしい。土取り用の土は用意してないのか、と文句言う人もいるそうだ。

*2:水取りが風水の一種とかいうタワケたことは言わないようにね。