コラボ講習会行ってきた

そうとう逡巡した*1のだけど、結局、羽田守快先生と林巨征先生のコラボ講習会に出ることにした。

やっぱり出ることにして良かった。非常に面白い話を色々聞くことができた。個人的に一番おおっとなったのは、『占いや陰陽道が宗教と異なる最大のポイントは、死んだ後の話をするかしないかであり、陰陽道は世界が陰陽五行でできており、世界の外について考えないある種の唯物論である。』という羽田先生の御話だった。なんとなくモヤモヤしていた部分がスパっと整理された感じがした。中国では道教はちゃんと死後の話もする宗教なのだけど、道教の中の死後の話の部分を切り捨てて受容して生まれたのが日本の陰陽道らしい。なお中国版の二十八宿とインド渡りの二十七宿は象がかなり共通しているようだ。

林巨征先生の高等気学の話も、初めて聞く話が多く非常に参考になった。林巨征先生の高等気学は故高島正龍公直伝で、気学も高等気学まで踏み込むと相当に肌理の細かい判断ができることが好くわかった。

*1:可処分所得が小さいというのがその主たる理由。