失物占

命綱の失物を占ってみる

蟲師を見終わった後、少し喘息が来ているので予防用の白い粉を少し大目に吸入した。すると残り回数が1になっていた。1週間くらい前に医者に行って薬はもらっていたのだが、はて今いる室内には見当たらない。激しく混乱している室内*1、探してみるが見当たらない。喘息持ちにとっては命綱のような薬なので見つけないと命に関わる場合がある。

布団に入って頭の中で六壬の課式を立ててみる。昨日が丁未の日だったから戊申日か。月将は卯で、えっとまだ寅刻だから、進茄格になるのかな?あれ賊尅ないよ、遙尅もない、えっ昴星課?陽日だから酉上で発用は戌か、中伝三課で酉、末伝一課で午か。出にくいだろうな、あるとしたら午下の巳の方角か。あの辺りは探したよな、じゃ部屋を越えてというと名ばかりのリビングか…

で、起きてもう一度、普段座っている場所から巳の方角を探すが無い。そこで部屋を出てリビングにいた配偶者*2に聞いてみる。「この辺で白い粉見なかった?」「何それ?」「喘息の吸入薬」「確か何かあったで」ということで無事見つかった。

昴星課という課体だけからは失物はちょっと出難いが、干上神と中伝が同じで日干を助けてくれる父母であることもあり少しは期待してたのだが見つかってよかった。こういう場合は自力では見つけられないということなのだろう。

なお支上神には太陰がついており、これがまあ薬を指しているのだろう。日干戊は月令に囚しており色は鬼色に従うとすれば、酉の鬼色は赤系統であることになる。実際、吸入薬のケースは赤とオレンジの2色でできている。それで本質は酉の金行*3の白い粉というのはちょっと出来すぎか。

*1:我が家はモノが多すぎて収拾がつかなくなっている。モノを捨てまくらないといけないのだが。

*2:昨年、配偶者が自転車でこけたときに足首を捻挫+骨折して手術になった。手術の同意書に私もサインしたが、そのとき続柄の欄に配偶者と書いたら「普通は夫と書くのだ、バカモノ」と笑われた。でも私は二人で一組を意味する配偶者という言葉が好きだ。

*3:金行は肺、気管支でもある。