先師阿部泰山の尊像を拝する

玄珠さんから学研から出ている本に泰山の写真が出ていると聞いて購入した。なるほど、こういう人だったのか。泰山は四柱推命で名高いが六壬の達人で、毎日の出来事を占ってよく当てたらしい。その占いも「何時頃に風呂敷包みを抱えた御婦人がやってきて、風呂敷包みの中は云々」という非常に具体的な占いだったと聞く。

道は遠いが六壬をやるからにはこの域を目標としたい。

圓寂坊さんや玄珠さんから聞いた話から六壬尋原の重要性を知り読んでみたところ、泰山の六壬についての最初の著作*1は、この尋原を底本としていることに気付く。泰山はその後中国に渡って師伝を受けたらしい。

泰山の写真と同じページに中村文総先生の写真もあり、少し儲けた気分になる。

*1:天文易学六壬神課初学詳解として泰山全集に納められている。