射覆を当てた

自信のある結果が当たって気分が好い

いつものカナサキ先生射覆、今回は季節の食材の3択だった。

のどれか?ということで得たのがこの課式。
庚子日の陽日で緒となる干上神が発用に立っているので、ややこしくは無い課式だ。

そして食材であるというのに発用である干上神が日鬼となっている。通常、日鬼は毒物とか食べられないものを表している。
となれば、まず灰汁抜きしないと食べられないタケノコが第1候補ということになる。で、いつものように色を見ると発用の午は、

  • 季節に相なので、この場合は児色で土の黄色。
  • 日干は季節に囚なので、この場合は鬼色で水の黒色。
  • 日干から見て午は囚なので、この場合は鬼色で水の黒色。

ということでタケノコの黄色があっている。タケノコが一部、黒いというのもポイント高い。

それとタケノコで当たっているという手応えを感じたのが間伝格を得たということだった。間伝格は間隔を開けながら伸びていく象だ。逆間伝ではあるけれども、中伝が空亡しているので順間伝と見る。正しく竹だ。ということで読み筋通り当たって非常に気分が好い。

それと紀昀が書いた『閲微草堂筆記』で、古道具屋の主人で六壬の達者であった李鷺汀が、その日一日の自分の身に起こる出来事を占って、

  • 仙人が客として来る。
  • 仙人は竹の杖をついている。
  • 酒を飲んで詩を書いて去る。

判断しているのだけど、竹の杖を読み取ったのは間伝格だったからなんじゃないか?という推測を得ることができた。