元は別物だった

卜と筮

卜と筮についてこんなtweetをしたことがある。

易が植物系というのは、ノコギリ草の一種である『蓍』で数取りをしていたからだ。このtweetmixiで玄珠さんから以下のコメントをもらった。

さらに卜は「象」筮は「数」、あわせて「象数」。

卜は亀の甲羅とか牛や鹿の肩甲骨に入ったヒビの形から読むので『象』だし、筮は蓍の数で読むので『数』なわけだ。
元々は卜は卜、筮は筮で別物だったのに、今では『卜筮』とか『象数』とかと一まとめにして使われている。

ついでに言うと、易で算木が使われるのは『数』の占いであったことの名残だろう。これもまた陰陽ではなく、1~10の数を使っていた時代の。
この辺りは、以下が参考になると思う。