月建と月将

木星双魚宮に入宮にあたって

木星が12月29日12:10(JST)に双魚宮に入宮した。双魚宮に対応する月将の十二支は亥になる。そして来年は寅年になる。
ここで寅と亥って支合だよねと、思った人は感が良い。時々話をしているように中国占術では十二支に月建系と月将系の2系統がある。そして、

  • 月将系の十二支は黄道十二宮と1対1の対応がある。
  • 月建系の十二支と月将系の十二支は支合の関係にある。

という関係になっている。異論があることは知っているけれども、北宋時代の沈括が月将は太陽過宮だと言っているので、月将系の十二支は黄道十二宮と1対1の対応があると考えている。表にするとこんな感じだ。

月建系 月将系 黄道十二宮
磨羯宮
宝瓶宮
双魚宮
白羊宮
金牛宮
双児宮
巨蟹宮
獅子宮
処女宮
天秤宮
天蝎宮
人馬宮

なので非常に大雑把な話として、木星は寅年には双魚宮(亥)にあるし、卯年には白羊宮(戌)にある。
もう一つ、やはり大雑把だけれども、私のように年月に冲がある場合、木星と太陽が衝になっていることが多い。