『流水りんこのインド占星術は深いぞ~!』

書評

清水りんこさんの『流水りんこのインド占星術は深いぞ~!』を読んだ。インド占星術の凄さと奥深さが伝わってきて、好い紹介になっていると思う。



流水りんこのインド占星術は深いぞ~!

しかし流水さんの行動力には驚く。短期間にインドと2往復して、うち1回は家族旅行と言いつつもN K ラオ師に会うためだったりする。こういうフットワークの善さが色々な『奇跡の出会い』につながっていくのではないだろうか。そして『インド占星術の役割』を問う流水さんへのラオ師の回答が含蓄に富んでいてカッコ好い。

何もない

何千年も世界はずっと同じだ

問題だらけ
戦いだらけ

それは家でも職場でも道の上でも
変わらない

さっきも言ったように

占星術師が偉いわけではないし
これから先もそうだ

ただの人間でしかない
期待はするな

そして世界も変わらない

だが心配もいらないさ

ただまあ、これを言ってサマになるのはラオ師だからだろうとも思う。

誰でしょう?
ところで65頁に後ろ姿だけ出てきて、流水さんに清水俊介さんを紹介する人物がいるのだけど、十中八、九は大石真行さんだろうね。

さて、5chの『インド占星術について part10』で、こんな感想がポストされてた。

流水りんこの漫画はラオとSSの宣伝本。

狭い占術の世界の更に狭いインド占星術の世界で、こんな足の引っ張り合いしても何も善いことないと思うよ。