オウム真理教とインド占星術

日本で組織的にインド占星術の研究を最初に始めたのは、かってのオウム真理教だったようだ。オウム(現アーレフ)の脱会者の会であるカナリヤの会のサイトであるカナリヤの詩(うた)というサイトのコンテンツに「元信者たちの手記」があるのだが、その手記の一つにこんな記述がある。

追加51 ●  「まだ信があった時期の占星学に関する思いで」

トロピカル方式とサイデリアル方式。
春分点の位置を固定的に設定しているのがトロピカル方式である。それとは逆に現実の惑星の位置に合わせて、春分点が毎年ほんの少しづつずれていくのがサイデリアル方式である。*1

さて、どのようなサイトなのかなと思い、 index ページを見てみると、
インド占星学「東西占星術研究所」………やはり真理はインドを発祥の地としてるのね。        主催者 羽田洋二  ?・・・はねだようじ・・?

後日、近所(東京)にいる知り合いの現役サマナと連絡を取った際に聞いてみた。
私「ハタヨーギー師が蓮華(木曽福島の施設)で、占星学に凝ってたみたいだけど、尊師が言っていたサイデリアル方式とかについては知ってるかなあ?」
現役「一部の人だけにしか知らされてないんだけどね、ハタヨーギー師チームがなんか占星学のホームページを作ってるんだって。URL教えるからちょっと待っててね」それを聞いたすぐ後にインターネットでそのページを見てみた。

なんと、昨日検索で見つかった羽田洋二氏のページじゃないの(笑)。………ん?
はねだようじ
・・・羽は田た洋よう二じ
・・・・はたようじ
・・・はたようぎ・・・
・・・ハタヨーギー!!!(爆)

ということで、麻原からハタヨーギー*2ホーリーネームをもらった人物が「東西占星術研究所」の所長の羽田洋二氏なのは間違いなさそうだ。ただ、かってオウム真理教のサマナであった知人によるとハタヨーギー氏は現在行方不明らしい。また、現在の「東西占星術研究所」もオウム真理教とかアーレフとは関係なさそうだとのことだった。

ハタヨーギー氏は今でもハタヨーギーの名前を保持したままなんだろうか?まあ既に日本人にラオの直弟子がいたりもするので、東西占星術研究所にこだわる必要もないのだけど。

*1:これは、この手記を書いた人の勘違いなのは言うまでもない。

*2:割と短いホーリーネームなので、かなり初期にもらったものなんだろう。