焼餅歌その後というエントリで、
しかし離を日に対応させるというのはすごく馴染みのある感覚だが、坎を月に対応させるというのは言われれば納得だが、自分では全然思いつかなかった。周易の基礎が私の身には付いていないということだろう。自戒すべし。
と、書いたわけだけど、坎=月の例を奇妙なところで見かけたのでメモ代わりに書いておくことにする。
昔、「冥王計画ゼオライマー」というエロマンガがあった*1。私にとってはもうエロマンガの衰退期に入っていた時期なんだけど、コンビニで立ち読みしていてかなり読ませるマンガだったので記憶している。このマンガは名作といって良いけど確実にロリなエロマンガで、今ネットで話題の「日本ユニセフ協会*2のアレ」が通ったら、復刻版の所持者はケーサツ行きになるのが確実だったりする。なにせゼオライマーは設定上、完全動作すれば「コクピットごとパイロットを吹き飛ばされても、瞬時にそれらを元通り再構成してしまう。」ような無敵の巨大ロボットなんだけど、それを可能とするために別次元から無限にエネルギーを取り出す必要がある。そのための部品が次元ジョイントなんだけど、それには2つの突起があって、その突起が前後から少女の体内に突き刺さった状態で動作するというエグイ設定になっているわけだ。
八卦 | 事象 | ロボット |
---|---|---|
乾 | 天 | ゼオライマー |
巽 | 風 | ランスター |
離 | 火 | ブライスト |
兌 | 水 | ガロウィン |
坎 | 月 | ローズセラヴィー |
坤 | 地 | ディノディロス |
艮 | 山 | バーストン |
震 | 雷 | オムザック |
なお、本来の八卦に月の称号は無い為、設定制作の際には沢→水、水→月という改変が施された。しかしながら離=日である以上、離を裏返した卦である坎について坎=月はそんなに不自然な対応関係ではないのだ。製作者の皆さんは御自分の直感をもっと信じて良いと思う。ただ残念なのが火のブライストと水のガロウィンの2体連携攻撃が水火既済になっていないことなんだけど、実は水のガロウィンのパイロットは、火のブライストのパイロットに強い対抗心を持っているという設定なので火沢睽の象になっていたりする。八卦の象がちゃんと身体に入っている人が製作メンバーに入っていたのかもしれない。
*1:一応、Wikipediaへのリンクをしめしておく→Wikipedia - 冥王計画ゼオライマー
*2:国連のUNISEFとは全く異なる別の団体。