奇門遁甲の活盤と飛盤

奇門遁甲を他の洛書の魔方陣をベースとする占術と大きく別けているのはやはり活盤の存在だろう。通常洛書の魔方陣に従って飛泊させるところを、活盤として周囲八宮全体を回転させるということが、奇門遁甲が引き継いだ太乙急宮術の新機軸であったはずだ。この観点に立てば飛盤遁甲は先祖帰りともいえる。

こっそりやっていた六壬の通信講座の受講生からの質問が切っ掛けになって、飛盤遁甲が何故存在していて、どの様な使い方をするのか理解できたような気がする。