天候占

雪ということで占った

昨日の2月5日は、占いカフェバーの燦伍で待機だった。雪が降るということで、往復に支障がないかを占ってみることにした。

私の場合、天気に関してはほぼ三伝しか見ない。初伝が日干を生じているので六親が父母となっている。父母には衣服のように身体にまとわりつく物という意味があり、シトシトと降る雨や雪の意味がある。

ただし初伝は午と暑いので雪ではなく雨と見るべきだろうけど、乗じているのが天空なので往路は降ってないということになる。

中伝は丑に天后が乗じている。丑は冬至から始まる磨羯宮でもありこれに天后が乗じているのは確実に雪をしめしている。燦伍で待機中に雪になると考えてよいだろう。

末伝も申(伝送)なので雪という感じではない。ということで無事に往復できそうと考えてよいだろう。それで「降るには降るけど大したことなさそう。」と tweet したのだけど、これは言い過ぎだった。若干、占的が転移していて、末伝の申は交通の象を持つ白虎の本地ととらえて、勾陳が乗じていることから、交通機関に遅れが出ていると捉えるべきだった。ただ遅れても、干上神には日徳、支上神に日禄が出ているので、帰宅に支障がなさそうと見ることができる。

さて、燦伍で待機中に天気予報を見ると大雪の予報だった。明日の予定もあるので、今後の天気ということで占ってみた。

初伝が亥(徴明)で、雨水からの月将で水行ということを考えると、雪をしめしているのだろう。中伝にはまた天后が乗じていて日鬼なので関東平野としては災害レベルの大雪と予想できる。それで「かなり降る感じで、明日朝は交通に障害が出そう。」と tweet した。

燦伍の方も予定通り20時で撤収することにした。結構な降りだったけれども麻布十番を出て自宅の最寄り駅に着いた時は小康状態だった。バスを待っている間にまた降りが強くなったけれども、遅れてきたバスに乗ることができて無事に帰宅した。

その後は予想通り雪が降り続いて、朝は幾つか通行止めの道路もあったりしたので、どちらの占いも概ね当たったんじゃないかと思っている。調子に乗って「大したことなさそう」とか言わなきゃ良かった。

さて待機中「雪だし、お客さん来ないんじゃないか」と思って易を立てたら、履三爻を得た。

もうこれは占的が転移したとしか考えられなくて、卦が「客が来るかどうかより足元を心配しろ。ちゃんと踏みしめて歩かないとすっころぶぞ」と言っていとしか考えられない。

『履』は草履の『履』で踏むことをしめしている。案の定、燦伍を出る時に外の看板の回収から戻ってきたオーナーの千田先生から「階段、雪なので気を付けて下さい」と言われた。卦の『履』を噛締めて用心しながら歩いた御蔭で転倒することなく帰宅できたのだった。