黄道十二宮
今のところ黄道十二宮において宮*1と宮の指標であった星座*2の違いを明確にするために、個人的には黄道十二宮を『白羊宮』とか『金牛宮』といった宮で終わる古めかしい呼び方をするようにしている。この名称は明らかにギリシャ神話の影響を受けているのだけれども違和感もある。
それを思い出したのが先日開かれた『【Fortuna Moon】12星座のランチ会 牡羊座編』でヘイズ中村さんが「この牡羊は金の羊毛の牡羊」と説明してくれた時だった。実は白羊宮と金牛宮は本来のギリシャ神話と違って金と白が入れ替わっている。
つまり牡羊座の牡羊は金羊毛の牡羊だし、牡牛座の牡牛はゼウスがエウロパに近づくために変身した白い牡牛なわけで、本来なら金羊宮と白牛宮だったのではないのか?という疑問を持っている。
この白と金の入れ替わりは既に宿曜経*3で発生しているので、インド辺りで入れ替わったのではないだろうか?