国立天文台の暦計算室によると、12月21日20:12(JST)と計算されている。ここからゆっくりと年が切り替わって行く。以下全て日本標準時(UT+9)。
- 冬至 2012年12月21日20:12
- 日本国元日 2012年01月01日00:00
- 冬至直後の朔 2013年01月12日08:45
- 立春(定気) 2013年02月04日01:13
- 立春(恒気) 2013年02月05日11:55
- 太陰太陽暦元日 2013年02月10日00:00
- 太陰太陽暦元日の朔 2013年02月10日16:20
- 春分(定気) 2013年03月20日20:02
- 春分(恒気) 2013年03月23日03:39
選挙から1週間たたない間に冬至が来るわけで、周易をやる人にとっては年筮の立てがいがあるだろう。
今のところ選挙の行く末については、安倍晋三*1が、『憲法改正』というオモチャを手にするかどうかしか関心はないのだけれども*2、占ってみた感じではギリ大丈夫そうだ。
そういえば自民党の片山さつきが12月07日12:37:08にtwitterで、もう削除したようだけど、
@taiyonokokoro50 国民が権利は天から付与される、義務は果たさなくていいと思ってしまうような天賦人権論をとるのは止めよう、というのが私たちの基本的考え方です。国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか、を皆が考えるような前文にしました!
というtweetをして、togetterで激しく非難されていた。ケネディを気取ってみたらダダスベリっていうところか。ケネディは確かに1961年の大統領就任演説で、
だからこそ、米国民の同胞の皆さん、あなたの国があなたのために何ができるかを問わないでほしい。あなたがあなたの国のために何ができるかを問うてほしい。
と言った*3けど、これは多分にキューバで起こった共産主義革命への危機感から発せられたもので、ケネディはこの直前にこう語っている。
世界の長い歴史の中で、自由が最大の危機にさらされているときに、その自由を守る役割を与えられた 世代はごく少ない。私はその責任から尻込みしない。私はそれを歓迎する。われわれの誰一人として、他の国民や他の世代と立場を交換したいと願っていない、と私は信じる。われわれがこの努力にかけるエネルギー、信念、そして献身は、わが国とわが国に奉仕する者すべてを照らし、その炎の輝きは世界を真に 照らし出すことができるのである。
というわけで、国民の自由を制限してやりたい放題の政権を作りたいと考えていそうな自民党の連中に、自由を守ろうと呼びかけたケネディの言葉に似た『国があなたに何をしてくれるか、ではなくて国を維持するには自分に何ができるか』みたいな口をきいて欲しくないよね。
我々国家は、これだけのことは最低限守りますから、国民の皆様の権力執行の代行を御一任下さい。
という約束のはずなんだよね。
でも自民党、特に安倍とか片山さつきが考えている憲法というのは、
我々国民はこれだけのことは守りますから、日本国民でいさせて下さい。
に見える。明治の欽定憲法なら、神聖な天皇から国民に下しおかれたものなので、これでも通ったろうけどさ、主権在民を覆すような憲法を安倍晋三とか片山さつきは、どういう理由付けで正当化しようというのだろう。