胎東気学

最近、胎東気学ってかなり重要なのではないかと思うようになった。その理由の一つは、ふうちんさんの方位取りでの感覚が信用できるものだと実感したことがある。ふうちんさんとはniftyのFFORTUNE時代からの御付き合いなのだけど、ふうちんさんは胎東気学を学ばれていたので用語が少し一般的なものではなかったりして、こちらから訂正とか少ししたこともあったのだけど、それを素直に受け入れてくれたので、シスオペとして安心できる人だった。

ふうちんさんはFFORTUNEに来られた当初から、理論はともかく実感としてはハワイは南東だし、ニューヨークは東と感じていると主張されていた。当時、こちらは大圏航路が指す方位はハワイは東でニューヨークは北東だと言っていたのだけど、真面目に方位計算をやった結果、ふうちんさんの感覚の方が正しいという結論になった。それと、胎東気学では移動距離に伴って作用する盤が変化することを重く見るようなのだけど、最近それを実感することがあったので、胎東気学ってかなり重要なんじゃないかと考えている。

まあ六龍さんなんかは、胎東気学では紫白九星の飛泊を遁甲とよんでいるのでひどく馬鹿にした物言いをしているけど、実は江戸時代に奇門遁甲とか八門遁甲とかよばれていたもののほとんどが九星の術であったことを考えると、胎東気学はその伝統に忠実だっただけなのかもしれないし、九星暦の特殊性も少なくとも半分は、江戸時代からの伝統を引き継いでいるのかもしれない。