なんか前提条件抜きで、断易と梅花心易なら断易が当るというエントリを見かけた。カチンときたので、はてな日記の術くらべのエントリをトラックバックしておいたけど、結局まだわかってないみたいだった。ということで新たにエントリをあげることにした。
術という非常に属人的なものに対して、狭い自分の体験だけで「この術の方が当る」なんて軽はずみなことを言うべきではないでしょう。せいぜいが「自分にはこの術が使いやすかった」とか「自分はこの術を使いこなすことができなかった」くらいの話でしかないわけで、それを無闇に一般化したら問題ありまくりだろうと思うのだけどどうですかね。例えば断易の達者である大石真行さんが以前、コラムで、電車の中で梅花心易を使って失物を占った話を「恐怖再び」と題して書いていたけど、nanshikoさんの断易は、大石さんの梅花心易を上回っているのですか？そうでなきゃ梅花心易の使い手を全て敵に回しかねないようなことは書けないとは思いますが。
そういえばnanshikoさんは以前、似たようなことをやって御師匠さんに怒られたのではなかったのかな？自分の実感をそのまま一般化してしまうことの危うさは孔子も戒めていて、論語の為政編には以下のようにある。
子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。
