2点程

緊急

id:essaさんとこ経由で、

フィルタリングの技術的問題点を知らしめる活動」を知った。

昔はネットが無くてもやっていけた? 嘘をつけ。マジョリティはそうだったかもしれないが、マイノリティはそうじゃない。自己の中心的な属性を否定するような情報ばかりに曝されて人格形成で大きなハンディキャップを負い、無用な自己否定感を植え付けられ、あるいは自死に追い込まれてきたんだ。

そして、そのような子供に適切な手をさしのべられるほど知識のある大人は近くにはいなかった。なぜならば、マイノリティだからだ。それに対して活動している大人もそんなに地理的に近くにはいない。

インターネットの普及によりようやく、こうした子供に手をさしのべられるようになってきた。webフィルタリングは、このような子供を見殺しにしようとしている。

私も多分、自閉症というマイノリティなので、黙ってはいられず賛同の意思表明を上げておく。

私にとっては酷評だね

4月14日追記 このエントリについては、コメント欄でのhirotoさんとのやり取りを一読下さい。

hirotoさんて方のサイトでは六壬をあつかっているのだけど、「大六壬の古典紹介」というページがあって、占事略决もそこで取り上げられている。で、占事略决に対する評価で最初に来るのが、

 ただこれで初心の方が六壬を学ぶのは無理で、また現代の大六壬とも違った部分が多いです。あくまで研究者向けの書であり、第一線の占い師が読む本ではありません。

確かに、陰陽道史総説所載の略决そのものとかだとそうかもしれない。ただ、このページでは、この評価の一文の前に、

 これについては、「安倍晴明占事略決」詳解」(松岡著、北斗柄氏です)に詳しく解説があります。

とあって、略决のテキストとしてhirotoさんの念頭にあるのが、拙著『安倍晴明「占事略决」詳解』のようだというところが、私にとっては酷評と感じさせてくれるわけだ。

しかし、

あくまで研究者向けの書であり、第一線の占い師が読む本ではありません。

って拙著は実占の役には立たないとでも言いたいのだろうか?初めて六壬に触れる人でも最低限の占いはできるようにと、古六壬にも近代六壬にも対応している課式の作成プログラムを添付し、最低限の吉凶の判断方法も書いたわけなんだが。

三伝の出し方もif 〜 then 〜, else if 〜 then 〜の形態に落とし込んで、プログラミングの素養のある人なら、素直にプログラムに変換できるように留意して書いたんだけどなぁ。そういう努力がhirotoさんに伝わらなかったのなら非常に残念だ。

それと素朴な疑問として「第一線の占い師」って研究しないものなんですかね。

これでは最後に、

 万人の必読書とまではいいませんが、六壬に興味のある方はぜひ「安倍晴明占事略決」詳解」をご一読ください。

とあってもゲンナリだよね。