2008-03-01から1ヶ月間の記事一覧

オウム真理教とインド占星術

日本で組織的にインド占星術の研究を最初に始めたのは、かってのオウム真理教だったようだ。オウム(現アーレフ)の脱会者の会であるカナリヤの会のサイトであるカナリヤの詩(うた)というサイトのコンテンツに「元信者たちの手記」があるのだが、その手記…

トロピカルとサイデリアル

インド占星術では、黄道十二宮の起点が恒星天上に固定されている、サイデリアル方式を採用している。これに関して、Wikipedia - 西洋占星術#十二宮には以下の記述がある*1 一般的な西洋占星術では、天の赤道と黄道の東側の交点である春分点から、十二宮の起…

サポートページに基本設定の項目を追加

『安倍晴明「占事略决」紹介』サポートページに基本設定の項目を追加した。これは、『安倍晴明「占事略决」紹介』が占事略决の解説書であるという性質上、添付されている六壬神課作盤プログラムは、デフォルトの設定のままでは占事略决の本文に従った作盤を…

坎=月の例

焼餅歌その後というエントリで、 しかし離を日に対応させるというのはすごく馴染みのある感覚だが、坎を月に対応させるというのは言われれば納得だが、自分では全然思いつかなかった。周易の基礎が私の身には付いていないということだろう。自戒すべし。 と…

日記に書くのを忘れてた

私が監修した占いコンテンツの「北天占事」が、まずはniftyでリリースされた。http://www.nifty.com/hokuten/なんかオープニングのフラッシュを見てたら気恥ずかしくなってしまった。オーソドックスな占い方をしているOffice HOKUTOの紫微斗数と違って北天占…

方位計算の搦手

先日の日記で「どうやら解析的には解けないようだ」と書いたけど、どうやら搦手があったようだ。 任意のルート上を時刻によって変化する速度で移動する。 移動による方位の効果をと表記しては線形と仮定する。 すると、 移動に要した時間を分割して、ある時…

どうやら解析的には解けないようだ

先日の日記では、大圏航路が持つ実効的な方位を、出発地点の東京から到着地点まで、大圏航路にそって方位角を経路積分することで求めてみた。ただし積分は台形公式による数値積分で求めた。今日は、式を追って解析的にどこまで行けるかに少しトライしてみた…