品位と強弱

胸部CT

健康上の問題で毎月受診しているのだけど、先月受けた健康診断で肺に影のようなものが有るような無いようなということで引っかかった。それで肺のCT撮ってスッキリさせましょうということになってCT撮りに行った。

順番待ちしながら六壬の課式を立てたのがこれ。冬至をすぎて未刻なので返吟課になる。凶の課式であり発用を制するものは無い。しかも四課三伝の全てが日鬼*1ということで、非常に剣呑な課式となった。

ただ天将に騰蛇とか勾陳を見ないので、何か見つかったとしても六壬的にはガンではないように思う。もっとも四課三伝全てが土行なのでガンじゃないの?という意見は四柱推命やってる人からはあるだろう。

この課式に救いがあるとしたら発用に乗じている天将が吉の太常であるということと、返吟課の無依ということで発用と末伝が同じになり元の木阿弥の象が出てくる。つまり只の杞憂かもしれないということだ。

まあ、そうは言ってもこんな気分になった。

ここで五行の旺相休囚死が品位なのか強弱なのかが問題になってくる。水行が司令なので四課三伝の土行は旺相休囚死の囚で、囚が品位なら悪く、強弱であるなら弱いということになる。日干五行は水なので、旺相休囚死が強弱であるなら日鬼とはいえ充分に耐えられると思う。つまり旺相休囚死が強弱であるなら杞憂で済む可能性が高いが、品位なら危ないということになる。

これまでは旺相休囚死を品位としてとらえていたけれども、今回のCT写真で品位か強弱かに決着がつきそうだ。

*1:官鬼ともいう。