コンセプトに新奇性がなかった

本論に入る前に、ブックマーク・コメントの訂正を御報せしておく。私の8月22日のブックマーク・コメントだが、

実際の星座と『黄道十二宮』の区別がついてない妄言。

から、

実際の星座と『黄道十二宮』を意図的に混同した暴言。

に訂正した。理由は8月23日にあげたエントリに書いた通り。で、Facebookでまた暴言のエントリがあるとわざわざ教えてくれる人がいたので、行きがかり上読んでみた。

酒井さんが 「超次元占星術」  という、もう星座には
よらずに出生時の太陽の黄経度だけを問題にして、
純粋に諸惑星とのアスペクトだけを拾い出す特殊変数
を用いた占星学を考案したとき、酒井さんはマスでやる
ことがどうしても抵抗あったから、それで2004年に
考案したものが、発表するのに2017年までかかってしまい、
13年間もどう人に提案するべきなのか、考え続けてきました。

とあり、2004年に考案したそうだけど、13年考えている間に学研から『決定版西洋占星術実修』というアスペクトを使った占星術の本が出てしまった。現時点でコンセプトに新奇性は無いよね。この本はカリカリ博士こと植田訓央先生の研究をベースにイージーアスペクトについても考えているので、植田先生がアスペクトのみに着目するようになったのはもっとずっと前、2004年よりも前なのは間違いないだろ*1

ま、それでも商標登録くらいは取れるんじゃないかな。数霊の田上先生、九星の商標登録とったそうだから*2

*1:植田先生が亡くなったのは2002年だ。

*2:御子息であった故田宮規雄先生から聞いたことがある。