兆しを読む

例えば、GoProみたいなものとかレコーダを常時装備した上で血圧・脈拍その他の生理反応についてのセンサを付けまくって、あらゆる見聞きしたもの感じたものをライフ・ログとして記録して行くとする。少なくともデータ・ストレージの容量は既に十分なものがあるし、ブロック・チェーンの技術を使えば、記録されたデータの正当性は保証されるだろう。

この結果をディープ・ラーニングにかけて、兆しと結果を対応付けることが可能となったりするのだろうか?あるいはどういったものが兆しなのかを知ることができるようになったりすのだろうか。

科学の進展によって運が左右する範囲は縮められてきた。例えば、公衆衛生の進歩と栄養状態の改善によって、寿命・健康寿命とも延びてきている。

一命二運三風水四積陰徳五唸書という言葉の通り、命と運は持って生まれた最大の格差として残るだろうけど、ライフ・ログとディープ・ラーニングの組み合わせは、この格差を縮めてくれたりするだろうか?