紫府同宮

11日の金曜日は、占いについてゆるく語る会*1で、馬鹿話をしながら占いについて大いに語り合ってきたのだけれども、昨日、12日土曜日は四川料理の名店である天府舫*2で、村野大衡先生を交えて、紫微斗数メインに大いに語ってきた。

四川料理特有の花椒の痺れる辛さでちょっとハイになっていたのか、ほんと食べて喋って楽しかった。村野先生から台湾上機派の観法の一端を聞かせてもらったのは収穫だった。

で、話をしている中で紫微−天府同宮の話題が出た。今日はPCキッティングの仕事が入って外に出ていたのだが、帰り道にぼんやりと考えていたら紫微−天府同宮のもつ悪さというか危うさについて、それがどこから来るのかについてアイデアが降りてきた。通常は帝星がダブってしまうことから、星同士が対立し合うという説明がなされていると思う。

しかし紫微と天府の起源がPOFとPOSに求められるということであるなら、POFとPOSがコンジャンクションするのは朔と望、それぞれの瞬間であるということだ。この辺りは以前、『アラビックパーツと紫微斗数』というエントリで解説したことがある。朔と望は太陽と月の位置関係の中で特殊なもので強い力を発揮すると言われている。しかしながら極点であることの危うさもまた持っていて、魔女・魔法使いであるヘイズ中村はオマジナイをするなら1日くらいズラした日の方が使いやすいと語っている。

ということで紫微と天府の起源がPOFやPOSであるなら、紫微−天府が同宮している状態は朔や望の不安定さ危うさを持っているということになる。

*1:以前、ケンちゃん先生に録画して『占い夜話』でアップしたらと言ったら、『内容が危なすぎて編集してからじゃないとアップできない。編集は面倒だからイヤだ』と言われてしまった。

*2:そのうちランチでここの汁無し坦々麺を食べてみたい。